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産休・育休中にもらえるお金は?給付金だけで生活できるのかシミュレーションしてみた

2019年9月に子供が生まれてから、合計9ヶ月の育休を取ることにしましたが、9ヶ月取得する至った経緯から、今回の記事は特に収入の面について事例をご紹介します。

これから育休を取得する方、特に男性には、是非読んで頂いて、育休取得の参考にしていただけたら嬉しいです。

関連記事:9ヶ月間の育休を取ります(予定)

産休・育休中にもらえるお金

調べたところ、我が家のケースでは次のようなお金が貰えるようです。

それぞれについて説明していきます。

なお、当記事では制度の詳細までは言及せず、後述するシミュレーションで使うもらえる額や給付率のみの紹介となります。

あくまでシミュレーションの取っ掛かりとしてください!

出産育児一時金

奥さんが健康保険から42万円をもらうことができます。

この一時金は産院で「出産育児一時金等の医療機関等への直接支払い制度」の利用により、病院に直接支払われるので、今回のシミュレーションには加えていません。

出産手当金

奥さんが健康保険から以下の計算式で算出した金額をもらうことができます。

支給開始日の以前12ヶ月間の各標準報酬月額を平均した額÷30日×67%×支給日数

支給される期間は、出産予定日の42日前から出産後56日目までの98日間ですが、出産が予定日より遅れるとその日数がplusされるようです。

ここで注意したいのが、産休・育休中は社会保険料が免除され、支給される金額は非課税なことです。67%と聞くと大幅に減ってしまうように思えますが、実際の支給額をシミュレートすると、手取りの9割程度の給付を受けることができるようです。

育児休業給付金

奥さんと僕、育児休業を取得する者がそれぞれ雇用保険からもらえる給付金です。もらえる金額は以下の計算式の通りです。

育休開始から6か月間

育児休業開始時賃金日額×67%×支給日数

育休開始から6か月経過後

育児休業開始時賃金日額×50%×支給日数

育児休業開始時賃金日額=育休開始前6か月分の収入の合計(保険料などが引かれる前の額、手当も含む、賞与は除く)÷180日

ここでも、育休中の社会保険料免除、支給金の非課税により、はじめの6か月間は手取りの9割程度、6か月経過後は手取りの7割程度が支給されるようです。

育児給付金だけで生活できるのか?

我が家では、僕が家計簿をつけているのですが、大きな買い物やイベントがなければ、夫婦2人ならだいたい僕の月収だけで、比較的余裕をもって生活できることが分かっています。ある月の夫婦の収入の割合を計算したところ、僕の収入だけで53%だったので、シミュレーションの結果、最も収入が低くなる(妻の産休前収入の約70%)2020年10月からでも無理な節約を強いられることなく生活できそうと判断しました。

大事なことは収入より、支出を把握すること

我が家の収入シミュレーションの方法について紹介してきましたが、最終的には毎月どれくらいの支出があるのかが分かっていないと判断することができません。

まだ1か月の生活費が曖昧というご家庭は、とりあえず1か月、しっかり支出をモニターしてみることをおススメします。

そのうち、我が家の家計簿のつけ方についてもご紹介したいと思います。

また、あくまで現段階ではシミュレーションなので、今後、実際に支給された金額を記録していき、このシミュレーションの精度についても検証していきたいと思います。