【ケララ風チキンカレー】後輩に教えてもらったカレーをレシピ通りに作らないの巻【週1カレーの日】
料理上手の後輩とカレーの話で意気投合。カレーレシピをシェアする「カレー部」が発足しました(部員2人)。
そんな後輩から基本の南インドカレーとしてレシピを教えてもらい、半分無視して作りました。
今週のカレーは「ケララ『風』チキンカレー」
最近は南インド料理ブームということで、南インド料理作りにハマった後輩から、「ケララチキンカレー」レシピを教えてもらいました。
ケララとは、インド最南部の地名で、なんでも「インドの楽園」と呼ばれているそうです。
後輩のレシピの元となった本がこちら
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結構スパイスがたくさん必要なようで、手持ちに無いものもいくつかありました。
足りないスパイスは、これまで2ヶ月間作ってきた自分のカレースキル(Lv1)を使って補うことで、後輩からのレシピを半分無視して作ったことから、「ケララ『風』」としました。
使ったスパイスは8種
使ったパウダースパイスはこちら
一番多い左の緑色のやつから
- コリアンダー(nideru) 大さじ1
- パプリカ(GABAN) 小さじ1
- ブラックペッパー(S&B) 小さじ1/2
- カイエンペッパー(GABAN) 小さじ1/2
- ターメリック(nideru) 小さじ1/2
テンパリングして使ったホールスパイスは
これらに加え、
- 香菜(イトーヨーカドー) 適量
を最後に散らしました。
本当はテンパリングするホールスパイスは
だったのですが、
辛いのが苦手なので(カレー部存続の危機)唐辛子は割愛、カレーリーフとマスタードシードはネット注文しているものの、到着が間に合わず断念。手持ちのクローブとベイリーフをアドリブ投入となりました。
これが「レシピ半分無視」ポイントです。
ただ、アドリブで入れたわりに、クローブとベイリーフがとても良いアクセントになっていました。
レシピ通りの味と香りではなかったでしょうが、とても満足いく仕上がりになり、満足です!
新たな学び
パウダースパイス投入後に水を加える
水を加える事によって、焦げ付きを防ぐと同時に、パウダースパイスの香りを引き出すんだそうです。
確かに、水を入れた瞬間、これまでとは香りの立ち方が違ったように感じました。
香り成分の親水性、疎水性の構造に関係してるのでしょうか?
ウイスキーでも水を加えると違った香り立ってくるので、きっと同じような理由なんでしょうね。
テンパリングは後半
これまでは玉ねぎを炒める前に、炒め油でテンパリングをしていました。
香りはうつるものの、ホールスパイスの焦げ付きなども気になっていたところです。
しかし今回、レシピに書いてあるとおりに完成直前に別のフライパンでテンパリングしたら、香りの強さが全然違いました!
考えてみたら当たり前なんだけど、次回からはテンパリングは完成直前にしたいと思います。
別のフライパン使って洗うのは面倒って思った人は、小さい鉄フライパンやスキレットとか使うと良いんじゃないかな?
鉄フライパンだと水で洗い流すだけでいいし、持ってると「フライパン育てたい!油でコーティングしなきゃ!」って思い始めるので、テンパリングのハードルが低くなります。
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チリペッパー=カイエンペッパー
レシピやメーカーによって呼び方が違うようですが、基本的には乾燥させた赤唐辛子をパウダー状にしたものがチリペッパー=カイエンペッパーと考えて良いようです。
ちなみに、S&Bのレッドペッパーは乾燥させた赤唐辛子に加え、焙煎した赤唐辛子もブレンドしたものだそうです。もうわかんね。
とりあえず我が家にあるGABANのチリペッパーはカイエンペッパーとします。
カレーの感想
週1カレーの日始まって初めてのココナッツミルクを使ったカレーでした。
牛乳を使ったときよりホワイトシチューのような香りがあり、よりまろやかな印象になりました。
また、前述したとおり、直前のテンパリングの効果でベイリーフの爽やかさ、クローブの甘い香りが際立ってたのも美味しさを引き立てていたと思います。
よくみたら、今回のブログはテンパリングのことばかり書いてるな…
それほど強く印象的、効果的だったということで、是非試してみてください。
今週のまとめ
テンパリングは完成直前に!