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夫婦2人の間にやりたいこと【美術館編】

妻が妊娠4か月ほどの時、ある知り合い男性からこんなことを言われました。

「奥さんとの2人の時間は今しかないから、行きたいところ、やりたいことは今のうちにやっておくべきだよ」

確かに子供が生まれたら、子供が親元を離れるまで(20年以上?)は奥さんとの2人きりの時間はないでしょう。

そのころには僕も妻も50代。その頃に二人はどんな状況で、全く想像できません。

今やりたいことは今のうちに、後悔のないようにしたいと思い、「妻と2人きりの間にやりたいこと」をリストアップしました。

 

今回を含め数回にわたり、は僕ら夫婦が実際に計画した「やりたいこと」の体験談を紹介します。

これから子供が生まれるご夫婦に参考にしてもらえたらとてもうれしいです。

 

やりたいことリストの作成

「やりたいことリスト」を作る!と気合を入れて取り組んでしまうと、あーでもないこーでもないと堂々巡りしてしまいそうだったので、前から話していたもの、その場で思いついたものをメモし、知り合いやTwitterから得た情報の中から気になったものを追加していくスタイルを取りました。

ちなみに、そのリストをTwitterに上げたのがこちらです。

他の人の目に晒すことで有言実行を宣言する目的だったのですが、リプでその他のおススメを頂くこともできました。一石二鳥!

 

美術館に行く!

静かに鑑賞することが求められる美術館は、子供が生まれる前に是非言っておきたい場所でした。

僕ら夫婦は西洋画が好きなので、今しか見られない特別展に行きたいと思っていました。調べてみると、ちょうど国立西洋美術館で「松方コレクション展」をやっているようだったので、これに行くことに決めました。

 

いつ行くか?

僕らは妻の妊娠33週目の金曜の夜7時頃に行きました。

人混みに入るのも不安なので、土日に行くのを避けました。

また、仕事後に行くのは負担をかけすぎてしまうので、妻の産休中のこのタイミングになりました。国立西洋美術館は金曜の閉館時間を遅くしているので、僕が仕事後に合流できるのも、金曜夜を選択した理由です。

なお、「松方コレクション展」は21時閉館でした。閉館ギリギリまで鑑賞していたので、思った以上に入館者少なく、たっぷり鑑賞することができました。

 

気を付けることは?

見たい展示をチェックしよう

僕らは幸いなことに、妊娠中のちょうどいい時期に興味のある企画展が開かれていました。

しかし、いつでも気になる展示があるはではありません。

国立西洋美術館では、およそ3か月ごとに企画展が変わっており、公式ウェブサイト「今後の展覧会予定」にて先の企画展を確認することができます。

企画展サイクルからすると、できれば妊娠初期からチェックしておきたいですね。

 

こまめに休憩しよう

展示室にはソファーが備え付けられているとはいえ、絵画を鑑賞しているとついつい立ちっぱなしになってしまいます。

妻もほぼ2時間ぶっ続けで鑑賞していました。

途中で「疲れてない?」と声を掛けた際は全然平気そうだったのですが、美術館から出ると急に疲労が出たようです。

素晴らしい絵画を前に、疲れを忘れて鑑賞してしまいますが、意識的にこまめに座りながら鑑賞することをおススメします。

 

展覧会の感想

美術館には年1回行くかどうかの僕ら夫婦ですが、美術館に行って本物の作品に触れると、月並みですが心が豊かになった気がします。

特に、モネの「睡蓮」にはとても心を惹かれ、子供の名前には「睡蓮」にちなんだ名前にしようかなと、いくつか候補を考えた程です(笑)

出産前の夫婦2人で行く最後の展覧会ということもあり、大変印象深い展覧会となりました。

 

また、松方コレクションを題材として書かれた小説「美しき愚かものたちのタブロー」を読んでから展示会に行った事も、展示会の作品それぞれを理解する大きな助けになりました。

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この小説は展覧会に行かなくても、登場する絵画の表現や、それにまつわる人々の感情が丁寧に描かれており、大変面白いので是非おススメします!