【トマトは】「だいたい15分」を謳うカレーレシピ本を実践!【赤茄子】
今週もやってまいりました週1カレーの日。
前回の記事では
そろそろ1冊本を買って、別のレシピにも挑戦してみようかな?
と締めくくりましたが、宣言通りレシピ本を購入し、今回はそのレシピを参考に作ってみました。
「南インド料理店総料理長が教える だいたい15分!本格インドカレー」を購入!
他のレシピ本とも迷いましたが、まずは作りやすいものでスキルと実績を積んでいこうと思い、「だいたい15分」というキャッチコピーに惹かれてこちらのレシピ本を購入しました。
南インド料理店総料理長が教える だいたい15分!本格インドカレー [ 稲田 俊輔 ] 価格:1,760円 |
SNSでも評判のようですし、ちゃんと中身を確認せずにネットで購入したところ、なんと70種類以上(カレー以外も含む)のレシピが載っているではありませんか!
しかし、基本のマサラさえ事前に作ってしまえば、ほとんどのカレーが3工程程度。多くても4工程!
しかもそのレシピが
- 材料を合わせる
- 沸かす
- 弱火で1分
で完成してしまうほど!
想像以上のシンプルさとボリュームに驚愕…でも、そんなシンプルで本当に美味しいの…?
基本のマサラを作ろう
まずはこのレシピ本の根幹をなす「基本のマサラ」を作ります。
これまでは様々なレシピを参考にほぼ我流で作ってきましたが、それとは全く違う仕上がりになりました。
我流との違い1:油の量
これまでのレシピでも「油が旨味になる」「油で玉ねぎを煮る」と書いてあったので、多めに入れていたつもりでしたが、本の通りに作ってみると想像以上の油の量になりました。
これまでにレシピでは玉ねぎを個数で表記していたのに対し、この本では重量(g)表記になっています。
おそらく、ついつい大きめの玉ねぎを購入してしまっていたため、必要な油の量が玉ねぎに対して少なくなっていたのでしょう。
ちなみにざっくり計算してみると2.5〜3倍近く違っていました。
重量を計るって大事!
我流との違い2:スパイスの配合
我流ではコリアンダー:ターメリック:クミン を 2:2:1で配合していましたが、本ではコリアンダーが最も多く、ターメリックとクミンが思っていたより少なく、同量でした。
どの地方のスパイスカレーを参考にしているかによっても違うのかもしれませんが、少なくとも次回からこの配合にしよう!と思える、納得の味と香りになりました。
なお、スパイスの分量についても、他のレシピとは違って重量で記載されているところも特徴かもしれません。
我流との違い3:加熱の仕方
スパイスの香りが飛んでしまうと聞いたので、我流でもパウダースパイスを加えた後は煮詰めたりしないようにしていましたが、考え方が違い過ぎました。
強火で30秒だけて…
我流だとスパイス死んでました。
今日のカレーは「鯖缶とオクラとナスのマサラカレー」
基本のマサラができた!というわけで、今回はこの本から「鯖缶とオクラのトマトマサラ」を作ります!
と思いましたが、手違いでトマトがなく、代わりに娘の離乳食のついでにカットされたナスがありました。
トマトはナス科植物、つまりは「赤茄子」です。何の問題もない。
かくして、トマトをナスに置き換え、「鯖缶とオクラのナスのマサラカレー」の調理が開始されました。
5分後
できました。
うそ、早すぎない?
鯖缶が調理済みだとはいえ、簡単すぎでした。
そしてできたカレーがこちら
これまで我流で作ったカレーを美味しいと言ってきましたが、悔い改めました。
みんなレシピ本買おう!
お味の感想
思った以上に鯖缶とスパイスが上手くまとまっており、安い鯖缶使ったにもかかわらず、青臭さが殆どありませんでした。
すべての鯖缶はこのレシピでカレーにされるべき!
油がこれまでより多いので、コクが強く、とろっとしたカレーになりました。
もしかしたらオクラの粘りがとろみを強くしているのかもしれないので、次回、同じマサラ(多めに作って冷凍しておいた)を使ったときと比較してみようと思います。
週1カレーの日まとめ
別に本職の料理人と張り合おうとは思っていませんが、プロと素人の壁は高く分厚いことを実感しました。
簡易的とはいえ、プロのレシピしゅごい…